行きました....
東京都現代美術館の企画展として開催されている『ARTEDINAMICA 疾走するアート:フェラーリ&マセラティ』展
に行って来ました。
今回は美術館ということで写真は無理だろうと思いましたが、フェラーリとマセラッティがこれだけ展示されてるからには行かないわけにはいきません。
F60モックも展示されてることだしね...
というわけでこのレポートには、クルマの写真はないよん...;;;^^)
東京都現代美術館の企画展として開催されている『ARTEDINAMICA 疾走するアート:フェラーリ&マセラティ』展
に行って来ました。
今回は美術館ということで写真は無理だろうと思いましたが、フェラーリとマセラッティがこれだけ展示されてるからには行かないわけにはいきません。
F60モックも展示されてることだしね...
というわけでこのレポートには、クルマの写真はないよん...;;;^^)
東京駅北口バスターミナルからバスに乗って約30分、現代美術館前につきました。
やっぱり美術館、なんとなく緊張するな〜(^^;
入り口の赤いポスターが目を引きます。
開催期間は7月14日までなので余裕ですね〜
ムゼオ・アルファは短い期間でてんこもりなイベントでしたが....
しかし、フェラーリとマセラッティの組み合わせって歴史的にみればどうなんでしょう〜??
なんとなく最近のマセがフェラな提携を強化したりとか、とあるディーラが得意だったりするのと連係している感じがないでもない....;;;^^)
まぁフェラだけ充実させても御殿場とどう違うんだって感じがしないでもないですが...
アルファも仲間に入れてほしかったな〜(笑)
展示はテーマ別の部屋に別れてます。このへんも美術館っぽいですね〜
フェラーリとマセラッティの巨大なロゴ(正式な記述法を定義する図面?として)が向かい合わせになってます。
おもしろいのは、マセラッティのロゴは各部のRや幅の寸法を厳密に決められている(企業ロゴの定義はそうなってるのが普通ですよね)のに対して、フェラーリのそれは、馬のつま先と鬣の頂点が垂直ですよ〜という線1本(^^;だけです...
こんなのでいいのか!?フェラーリロゴ(笑
ここはバルケッタな部屋のようです。
フェラーリF360バルケッタのスクリーンは166MMをモチーフにしてるということでしょうか?
しかしF360バルケッタですが、屋根は無いわ、エンジンの上は透明になって“見える”ようになってるし、シート生地が“麻”っぽかったりして...ほんとうに“贅沢”なクルマですね〜
その麻シートを見て、こりゃすぐにシミがつくぞーって発想してしまうおいらは凡人ですね〜(笑)
その名の通り、両社の技術を示してる部屋のようですが、電子制御やら水素や電池とかの展示はありません。だってアートなんですからね!
マラネロのドライブシャフトって.....細い....これでその強大な馬力をトランスアクスルに高速回転で伝達しているのかって驚きを感じます。
それは長い1本の鋼から削り出された筈ですが途中にいくつかのリブのような部分(固有振動をなくすため?)で段差がついています。....マラネロのようなクルマがこんな繊細で美しいドライブシャフトを持っているというのがフェラーリなのですね。
そして向かいにはオリジナルテスタロッサ...
奧には最新マセラッティスパイダーのエンジンのカット...
部屋には幾つかのフルカウンターウェイトのクランクシャフトやカムシャフトが展示されてます...
さらには1990Tipo038のF1エンジン(SINT2000っぽい臭いがしたのは気のせい?)
TECHNOLOGYがArtしています。
TECHNOな部屋を出るとチョット広くて長い廊下になっています。左は地下の吹き抜けが、右は中庭を見渡せる構造になっています。
そこには幾つかエキゾーストパイプがオブジェ的に置かれています。それらの多くはV10(12もあったよ) のようですから、F1のそれでしょうか?
その材質と精密な溶接や仕上げは、どんなメタルのオブジェに比べてもひけをとらないアートであるとうことですね。
ピニンファリーナが手掛けた最後かつ傑作のマセラッティ(と書いてあった、笑)であるA66GCSと、あまりにも有名な250GTOが展示されています。
ピニンな究極の美として2台ということでしょうか?
ローマ法王、各国の大様や大統領、はたまたエリッククラプトンさん、ドゥーハンさん、バッジオさんを始め様々な有名人な方のフェラーリ社を訪問されたり、F1GPを見学されてる歴史的な写真が多数転じされてます。
お!世界のコムロさんの写真もありました。....がなんとなくディーラの前っぽかったりして...;;;^^)
おっと、B'zな方はギブソンに特注なキャナリーイエローなギターを作ってもらったくらいのフェラなファンのようですが残念ながら見当たりません....
ありました、F60!...コードネームのF140というナンバーが付けられてます。
どうやら日本人がチーフとなってモックアップされたということらしいです。
そのせいか展示されているコンセプトイラストにはガンダムっぽい(まじ)エアアウトレットがついてたり....;;;^^)
イラストに描かれている人がどう見ても日本人っぽかったり...
展示されてるモックの仕上げは東京モーターショウの156GTAの比でないくらいに“雑”です(^^;。
ライトが黄ばんでるのは勿論、せっちゃくざいがハミだしまく(^^;り〜
そんな仕上げにすぐに目がいって気になってしまうのは完全日本人ですね〜(笑)
向かいには、マセラッティのクアトロポルテの1/8モックが2種展示されてます。
そのうち1台が妙にベロッサぽいのが気になるぜ(^^;
F1-2001を始めとして栄光のレースシーンな部屋ですね。
マセラッティがスターリングモスを擁してディトナに参戦したエルドラドというマシン....
“Eldorado Italy”(ミスマッチ!(^^; )というロゴがファニーですね。
さてF1-2001のタイヤは勿論BSのポテンザ。
このサイドウォールを良く見ると“Made In Japan TUBE LESS”というそこいらのタイヤと同じような刻印が、さらには“Not For Highway Use”の刻印が笑えます(^^; どんなクルマに装着できるんでしょうね(笑)
鑑賞(美術館ですからね)が終わり、外に出ると中庭が見渡せました。
そこにはF1のカーボンカウルが2台おいてありました。
みなさんのんびりされてましたね〜
ステッカーが全て剥がされてますね〜
剥がされた跡は伝統のゼッケン#27でした。
個人的にはF310Bの2段重ねが見たかったな〜(^^;
1時間半くらいで見終わりました。
ちょっと意外だったのですがアベックな方々も沢山来られていたようです.
その中で1組みの女性の方がF60を前で思わず聞き入ってしまうくらい(^^;的確な解説をされてたりしたのでイケてました〜(男性の方はうなずくばかり、笑)
エントランスのグッズ販売の方はフェラーリというありけっこう繁盛されてたようでーす(^^;
アベックな方々にはフェラなティディベアが人気だったかな...
なかなか見ごたえがありました。
ただしテーマー別の部屋ですが、そのテーマに対して展示車の組み合わせがチョット苦しかったかなーって感じが...(^^;
ムゼオアルファが展示車からその展示や内装までイタリアから運んできたのに対して、今回のは国内にあるコレクションを多く集められていたようですからね。(やぱりムゼオアルファってすごかったんですね)
あと、マセの方はフェラーリにどうしても霞んでしまうのはいたしかたないとこですね。特に昔はV12にくらべて、4や6ですからね.....でも美しさではひけをとってませんね!