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My Memory 4 アーカイブ

1997年03月03日

FIAT x1/9  1989年冬


↑この画像はノーマル(^^;

初めて左ハンドルを運転したのはこの車でした。当時入社したての会社の先輩の車です。
買ったとき(中古)から、シャコタン、フロント&リアスポイラー(当然バンパー無し)、アンサマフラーといったオリジナルデザインを超越させるようなモディファイ済みの良く言えばスパーカー、悪く言えば(いや、どー見ても)ゾ○車です。

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トヨタ MR2 1600G S/C   1992-1994

TO_27_1_1001_front.JPG

私は、『サーキットの狼』世代の人間なので、ミッドシップ、ウエッジシェイプの車(理想はストラトス)の車に特別な思い入れがあるようです。
ある日、近くのトヨタのディーラで神奈川最後の3台だよとだまされて衝動買いしたのがこの車です。(無論、ビンボーで下取り車の無い私は、その後3年間強烈なローン地獄に悩まされた。)

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'88 アウトビアンキY10 TURBO  1995年初夏

lancia_y10_turbo_1.jpg

私の周りには、ナイスでおかしい車好きの友人が沢山いる。
UUYAN★さんもその1人。

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'93 アルファロメオ155TS 8V   1995年友人が購入

そーいった訳で、↑参照...UUYAN★さんがこの車を買ってしまった。

この車に陥る人の何と多いことか....(オーナーの方のHPも多いですよね!)
キーを差し込み始動させた瞬間...たいていの人はくらっとてしまうんでしょう。
そうしたらもうオシマイ...いくらティーポを150万円の予算で探していたとしても その日にのうちには追加分100万円を加えたローンを...たとえ21世紀まで支払いが続こうが 算段してしまうのは彼ばかりではないことでしょう。

憧れの赤いアルファロメオ....8Vのツインスパーク、アルファオリジナルエンジン...
彼はこうして手にしたのであります。
ビバ!21世紀ローン!!!....頑張れUUYAN★さん。

(実は私もその後、同じ罠にはまってしまうのは、この時神様のみぞ知ること...)

さて、納車して乗せてもらうとこれまでのイタリア車のイメージが吹き飛びました。
エンスーの為のイタ車、あっと言う間に壊れるイタ車、オーバーヒートばりばりのイタ車、エアコン効かないイタ車、内装貧弱のイタ車...
どれも当てはまらないのが155です。(そういえばY10はどれもあてはまってるよ〜な...)
どんな時にも一発で掛かるエンジン、猛暑の渋滞でもオーバーヒート無し、良く効くエアコン、広い室内、出来のいいシート、すごく大きなトランク...
さらには、歴史のある紋章、語ることが出来るオリジナルエンジン、アクが強いアルファらしいスタイリング等...エンスーでも十分満足なのでしょう。
とどめは、便利な5ナンバー、4枚ドア.... マニュアルミッション好きのおとーさんにもぴったりです。

(おっとUUYAN★さんは、おとーさんではありません)

しばらくして試乗させていただきました。

私がそのころ乗っていたのは309GTIで、ちょっと比較が入ります。
まず155に乗って走り始めて思ったのは、操作系が軽いということです。
イタ車、アルファロメオということで身構えていた私を安心させてれました。
低速トルクが無いということを聞いていたのですが、“少ない”だけでちゃんと走ります。
309の方の低速はレスポンスはいいのですが、ストールしそうな感覚が付きまいます。それに 比べると、扱いやすいと思いました。
回転を上げて行くと、聞いていた通り、ネコがグルグル言うような獣系の音が高まって行き、リミットに近ずくと4気筒らしい荒々しい叫びになります。
(位相可変カムの存在も何か音の演出と関連があるのかもしれません。)
音量そのものはうるさいというほどでもなく、まさに叫んでいる感じは普通の車では決して味わえないサウンドです。
これも、バイクにあてはめて申し訳ないのですが、ちょうど空冷インライン4の感覚です。
レスポンスは回転に応じて高まっていくリニアな感覚で気持がいいと言う評判はなるほどと思われます。 (ただプジョー系のレスポンスも捨てがたいものがあります。スナッチとは違う車体をピクッと動かせるあの感覚です。)
ちょと気になったのは、エンジンマウントが柔らかいのか、そういう味付けなのか、エンジンが揺れる感覚がすることです。
でも、やっぱりこのツインカムは痺れます...2バルブ4気筒の究極の姿なのでしょうか?
もうこのような、1,000Kmで1リットルのオイルを食ってまで、かっこいいサウンドを響かせる エンジンというのは、新車で買えるのは出来なくなるでしょう。
16Vにすると自ら吸排気効率が良いせいか、このようなオーバラップが多いエンスーなエンジン も無くなるのでしょう。

車体の剛性もこの車はとやかく言われがちですが、とりたてて悪いという訳では無いと思います。
エンジン以上にモデルチェンジで変化を感じることができるのが、車体剛性だと思います。上を見ればきりがありません。なれれば少々ゆるゆるでもちっとも気にならなくなると思いませんか?
155の場合、このいいエンジンが毎日乗りたくさせるポイントであると思います。

コーナリングはプジョーが、速度を上げていくと路面に吸い付くような感覚になるのに対して155は速度に応じたロール感覚で曲がって行きます。
プジョーはコーナーの突っ込みと立ち上がりでの切れを楽しむのに対して、155は 曲がっているそのものを楽しむ感覚です。
ブレーキはそこそこといった感じでしょうか。意外にサーボの助けを借りているようです。

エンジンルームをのぞくと、きっちりとした形のアルミ出来たヘッドとブロック、鉄の錆びた4本のエキゾースト...こんな美しい形の4気筒は最新形のエンジンではとうてい無いですよね。 (ちなみに、V6のステンレスインテークも美...)

形よし、パッケージング良し、音よし、走り良し、フード開けてよし、ごたくOK!... こんな車他に無いのでは....

プジョー 309GTI '92 Red 5MT  1996-1996

安くていい車は無いかな....と1ヵ月考えて結論....309GTIを買おう!
とある中古や(ご存じG?T)で、赤で26000kmを、62万円で買いました。


309を知らない人もいるかも知れないのでちょっと紹介しときます。
スタイルはというと205を無理矢理5ドアセダンにして、それを更に無理矢理3ドアにしたような形... 分かります?(笑)
フロントマスクは一見205ですがよく見ると全然共通点は無く、バンパー下の4個のフォグランプ が特長です。

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