機材を持ち込まれた側と、聞く側では"勝負"っていった感じでしょうか?(^^;
皆様真剣なようすです。
そして、会場の小部屋はこのような視聴ルームになっていました。
このスピーカーは、コーン紙等の振動板としての部品は無く、ボイスコイルそのものが振動板となる画期的なスピーカー。つまりコイルむき出しなのでイタズラ好きなお子様のいらっしゃるご家庭は注意ですね(^^;
女性の方も聞入っていますね〜
私もこのスピーカーの音は気に入りました。
こちらはSONYのブース。
プレイステーション、パソコンやデジタルカメラのイメージが強いソニーですが、ずっと昔からピュアオーディーも得意でした。
スピーカーユニットの展示、まだまだ真剣にオーディオ作ってるんですね。
こちらはおなじみ、ハーマンカードンのMac向け?スピーカー。
iMacによりスケルトンが流行った時代に生まれて、Macとのデザインもぴったり。
懐かしいですね〜
JBLも大きなモニタースピーカーではなく、iPod向けの展示していました。
ピュアオーディオの世界にもiPodが忍び寄っています。
こちらは真空管アンプメーカ
トライオード[Triode] の視聴ルーム。
我が家にも真空管アンプ欲しいです!
こちらはFOSTEXの視聴ルーム。
スピーカーユニット専門メーカーという独自のポジションを築かれていますが、この部屋ではユニットとしての完成品を聞くことが出来ます。
技術者の方の詳しい解説を聞けました。
一番手前のスピーカーユニットが、今回のウリらしく、限られたスペースで大きなスピーカーに負けない低音を出す構成とのことで、ご自慢の一品。確かに、低音から高音まで素直なとても良い音でした。
FOSTEXならではのスピーカーエッジと、コーン紙。複雑な加工が難しそうですね。
そして、小さいラボ的なメーカーはかなり独自の製品を展示していました。
前のエントリの自作スピーカーに通じるものがありますね。
こちらは、コーン紙の素材を分割している意欲的なユニット。ユニットまで自作っぽいです。すごいですね〜
こちらはユートピア機器さんのブースですが、見た目通りレトロなスピーカーなんですが、今回聞いた中で一番落ち着いて長時間聞けるオーディオだと思いました。小音量でも抜群の雰囲気で。。。。
こちらはcontraudio:小型プレーナースピーカーさん出典のデスクトップ用の小さなスピーカなんですが、振動板に株式会社FPSという会社が開発した、直接プリント基板状態で多数のコイルが設置され、その裏にマグネットが配置されているという変わったスピーカーです。振動板に平均的に駆動力が分散され忠実な音が再生出来るそうです。
普通は平面バッフルで使うユニットのようですが、デスクトップ用に小さいエンクロジャーに入れて発売だそうで、確かに小型スピーカーの割にはなかなかの音質。
こちらは独自のバックロードホーンのエンクロージャーを開発する、長谷弘工業(株)のブース。
MDFの板をNCでカットしそれを積層構造にすることで、理想的なバックロードホーンのエンクロージャーを実現しているとのことです。
今回デモされていたのは、中央の一番小さいセット、iPodにオーディオテクニカのデジタルアンプを接続し、鳴らしているスピーカーHasehiro Premium「UMU-131XS」は5cmの小さなユニットとは思えない厚い低音を響かせていました。
また、長谷弘工業(株)さんおホームページを見ると沢山の自作用バックロードホーンキットが見れますので必見だと思います。
楽天でもHasehiro Premium「UMU-131XS」やそのセットが購入出来ます。
Hasehiro Premium UMU-131XSExponential Back Road Horn Sound Monitorバックロードホーン小型...
「PREMIUM SOUND SYSTEM 2008」システムA
また、もう少し大きいバックロードホーンには、ウッドコーンのスピーカユニットが使われていました。
ウッドコーンと言えばビクターが有名ですが、最近自作スピーカー用のユニットも出て来ています。
そのウッドコーンスピーカーの開発元のブースはこちら。
PARC Audio/ウッドコーンやオリジナルスピーカーのドリームクリエーションです
こちらのウッドコーンスピーカー10cmフルレンジユニットDCU-F121Wをシンプルなバスレフエンクロージャーに入れたスピーカー、これがまた良い音していました。
これ使って自分でもスピーカー作ってみたいな〜と妄想が;;;^^)
ということで、大きなメーカーから、小さなバックヤード的メーカーのブース、いろいろ出品されていましたが、私的には後者のブースの方が圧倒的に面白かったです。