2003年の東京モーターショウでプロトタイプを見たときからかなり気になっていたバイクだったのですが、今回やっと日本でSuperDukeがデビューするということで期待が高まります。
2003 Tokyo Motor Show Bike
そのプロトタイプ極端にエッジを効かせたタンクなどクレーから削りだしたままの雰囲気でそのあまりにも荒削りなデザインだったので本当にこんなバイク発売されるのかと思っていました。
そして同じ年の4月のモーターサイクルショウではすでに今回市販されたマシンとほぼ同一の試作車?が完成していました。
Room246: 2003 M.C. Show アーカイブ
そしてSuperDuke990の公式サイトはこちら。
KTM 990SUPERDUKE.com – Adrenalin wanted? Das neue Streetfighter-Modell von KTM. Die 990 Super Duke hautnah erleben.
さて、スペックを確認してみると、、、、
LC8とというエンジンは75°V-Twin、999cc、ボア×ストローク=101x62.4mm、120ps、ケイヒンインジェクション、そして半乾燥重量184kgといったとこでしょうか、、、、
ちなみに、同一のコンセプトと思われるドゥカティモンスター1000Sはボア×ストローク=94x71.5mm、94HP、そしてS4Rは117HP。
Ducati.com:ドゥカティ公式サイト
Ducati.com:M4Rページ
またムルティストラーダ1000DSはボア×ストローク=94x71.5mm、92HP。Ducati.com:ムルテストラーダ ページ
そしてスーパーバイクカテゴリのドゥカティ999Sがボア×ストローク=100x63.5、143HP、999Rが150HP。
Ducati.com:999Rのページ
Aprilia RSV1000R FACTORYはボア×ストローク=97x67.5mm、138.72 hp
同じくアプリリアのTUNO 1000R FACTORYは、125 HP
ホンダRC51、つまりVTR1000SP3?がボア×ストローク=100x63.6mm、133bhp
などが同じVツインのスポーツバイクのエンジンのスペックです。
ということで、SuperDuke990はこれらの中では一番のショートストロークエンジンです。そしてDucati999というスーパーバイクとほぼ同じボアストロークからすると、ツインの中ではかなり高回転指向のエンジンと言えるかもしれません。
ただ、高くなりがちな75°Vツインということでショートストロークでエンジン高を押さえる必要があったのかもしれませんが、、、、
そして馬力は999Rや1000RFACTORYを除いては一昔前のツインのレーサレプリカ並みのバイクなのです。
このようなスペックからすると、かなり硬質なエンジンで迫力のあるバイクの予感がします。
ちなみに、KTMのディーラに行くとSuperDukeのプロモーションDVDを見ることが出来ます。このビデオの中でのSuperDukeのテーマはボクサーそしてストリートファイターです。
ボクサーの映像とコラージュされ、街中、アウトストラーダなどで全開で一般車を抜きまくる、、、という絶対に公共放送では流せない(^^;;;ほどの映像です。
ちなみに、もうご存知?公道で隼やリッターターボバイクで200km/h以上全開で車を抜きまくるビデオ Ghostrider そのままをKTMが作ってる感じです。ある意味必見!!
ということで事前にかなりの期待でおいら的に盛り上がるSuperDuke990!楽しみです!