SUZUKI TL1000S

◆TLに股がって...第一印象
けっこうシート高があり、股がった時のリアサスの沈み込みが少ないということでとりあえずはコーナリングマシンということを予感させます。
またハンドルもステアリングヘッド下に付いてるのも気分ですネ。

◆エンジン始動
暖まってないときスロットルを不用意に閉じるとはストールしやすいようです。
インジェクションは安定しているというイメージがあったので意外でした。

◆スタート
1000ccもあるのでさすが低速は余裕といったところですが、アクセルをすこし 開けただけでもとにかくどんどん加速したがる傾向があります。
かつて乗ったGPz1000のDFIも同じようなレスポンスをしていたように覚えてい るので、これがインジェクションの感覚なのでしょうか?

すり抜けは本当に楽ちんで250に乗ってる感じです。
交差点など低速のコーナーもハンドルの切れ込み等は全くありません。
とにかくハンドルには手を添えているだけで、簡単に乗れてしまいます。

◆暖まってきたので全力加速!
信号が青になり1速、2速をフルスロットル...
強烈な加速に対処するため、シートストッパーに身体を預ける....というよりも、 そうなった。(笑)
やはり大排気量ツインの加速は快感(好み)です。
私にとって4気筒は音を聴きながらシフトポイントを探るのに対して、ツインはトルクの 出方を探る感覚を味わえGoodなのです....

アクセルに即座に反応してシフトに付いてくるTLのエンジンはBig Twinでありながらも 全ての回転域で特に大きな振動は感じません。
しかし、一回一回の爆発が硬質な感じで伝わって来るのは、圧縮比が相当高いのでしょうか?

また、加速が終わりガバッとアクセルを閉じた時も快感です。
本当にリアルタイムでエンジンブレーキが掛かります。
これを利用してフロントブレーキとシンクロしたエンジンブレーキを掛けることが可能です。

コーナーの突っ込みでガバッと身体を起こして強烈にブレーキング。
気分はまんまスーパーバイク世界選手権!(市街地なので出来なかったけど...笑)
同じようなことを4気筒+負圧式キャブでやるとちょっとずれている感覚にな るのは私だけでしょうか?
とにかく、私のレベルでは文句の付けようが無いエンジンです。

それから後でVTに乗って分かったのですが、TLのシフトは1000ccの中では随分 良く出来ているようです。
まず1速に入れた時、大排気量バイクにありがちな『ガチャコン』ということは 無く、スコスコ入ります。
そして全力加速のときもまるで2ストレプリカのような感覚でシフト出来ます。

ということで、しばし気分良く1人信号グランプリ&フルブレーキングを楽んでしまいました。

◆ブレーキング
引き締まったサス、ガッシリしたフレーム、軽量な車体....このバイクでの ブレーキングはこれも本当にレプリカのようです。
ノーズダイブに対する不安は全くありません。

これも街中では文句の付けようが無いですね。

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このブログ記事について

このページは、156gtaが1997年6月14日 12:27に書いたブログ記事です。

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