GTAを追いかけて2年......結局.....156GTAを買ってしまいました。
◆思い起こせば
思い起こせば2年前、NEW MODEL MAGAZINE誌にアルファからフェラーリエンジンを積んだホモロゲーションバージョン(DTM用?V8まで許されるレギュレーションかな)がGTAという名前で登場するという記事が載りました。無論この記事の性格上、このような夢のモデルが市場に投入されるとは思ってもいませんでした。
一方で、155オーナになって3年目の私は不覚にも(^^;次の買い替えなどの夢を膨らませていたのも事実です。
そのときは156に買い替える明確な理由を感じませんでした。
で、勝手にですが(同様にGTAとは別に)156がマイチェンすることがあったら、GTVのパワートレーン(3LV6+6MT)&ブレーキ(ブレンボ)等が入ればかなり欲しくなるかもなと感じていたわけです。(さらには価格的にもGTV並だったらね)
◆Whats GTA...
そうこうしていて2001年、 Alfista誌にて突如FiatAutoJAPANの社長さまが自らがGTAの存在を口にされたのです。
これをきっかけにネットでGTAをキーワードにして調べるとヨーロッパでは様々な情報が流れていました。
それをまとめて246GlleryにWhat'sGTA(現ThinkGTA)というページが始まり今にいたってます。
そんなこんなで徐々に具体的になった156GTA....ですが残念ながら?かつてのGuliaGTAのようなホモロゲバージョンではなく、私の想像上のSomething+な156とほぼ同じ内容だったのです。
◆ でもね
やはりGTAという名前が使われるは“疑問”です。
軽量化してないから“A”を名乗るのはおかしい...ということより、明らかにマーケッティング的な理由で栄光の“GTA”が引っ張り出されているからです。
“GTA”はAlfaromeo社(...いや現状はFiat社、、、GM社?)のものだから使うのは自由かもしれませんが、栄光の名前が無理矢理掘り起こされ商売の為に使われてしまった感は拭えません。
◆ 自分
昔から本当にアルファが好きで“GTA”は特別な存在として感じていた人達、根っからのアルフィスタな方々にとって、今回のGTA復活は不快な出来事だったでしょう。
一方、GTAが活躍したのは60年代終り〜70年代ですから、正直に言えば私の中には“GTA”という記憶はさほどインプットされてません。自分にとってのアフルァとは連戦壊れて(^^;;;;苦戦していたブラバムアルファF1(ファンカーで極めって感じっすね(^^;...)の時代なのです。そして自分にとってはアルファロメオの80年代から90年代にかけてはの栄光の歴史はぽっかり穴があいているのです。
だから、今回の“GTA”という名称は私にとってブラバム以前のアルファをより詳しく知るきっかけとなったかもしれません。
もしかしたら私と同じ様に今回のGTAキャンペーンを通してかつてのアルファの栄光の歴史を再度認識した方も多いかと思います。
◆ 155...
そして93年、アルファは155でDTMチャンピオンの座に帰りました。
アルファはメルセデスというこれまたかつてのレーシングブランドに、敵地での勝負を挑み見事結果を出したのです。
しかもお互いの会社が全力を尽くした純粋なレーシングカー(ハコのF1と呼ばれましたね)の世界でです。(結局155はカタチだけなんですが...)
とにかく、これをきっかけにアルファはレーシングブランドとして再認知された訳で、今回“GTA”をある意味堂々と(^^;使えたのもこの155の活躍に源流があるのかなと勝手に思ったりするのです。(勿論156も引き続いてETCCで活躍してます!)
そして私が5年前155を買ったつまりアルファを買ったのはそのレーシングなイメージがあったからです。
◆ 今...
車を取り巻く環境が激変している今、メーカーあるいは内燃期間そのものの存在があやうくなっていきた今、GTAという最終手段?を持ってきたのもしょうがないかなとも思います。
◆ これから...
とにかく、今も昔もこれからもずっとアルファはイタリア車、いや自動車の歴史にとってのレーシングなブランドであり、それがずっと残ることを望んでます...
スプリントや8Cも復活するお話しもありますしね...
もう1つの栄光の名前“33”はもう使っちゃったけどね!(^^;
Tipo158は何年ご?(笑)
とにかくがんばれアルファ!がんばれ自動車!